こんにちは。
自分にくつろぐナチュラルマインドへと導く心理セラピストのMegumiです。
「人に頼むことが苦手…」
そんなお悩みを抱えてはいませんか?
繊細さんは相手の気持ちを深く考えすぎて、頼み事をすることに抵抗を感じがちです。
「迷惑をかけたくない」
「断られたらどうしよう」
「頼み方が分からない」
過去の経験から「人に頼ってはいけない」と思い込んでいる方もいるかもしれません。

でも、大丈夫!
ちょっとしたコツを知れば、繊細なあなたも気持ちよくお願いができるようになります。
今回は、人間関係で悩まないように、頼み事をするために意識することをお伝えします。
頼ることはお互い様だと意識しよう
繊細さんは「頼る=迷惑」と考えてしまいがちですが、それは誤解です。
人は誰でも得意なこと、苦手なことがありますよね。お互いに助け合うことでより良い関係を築けるようになっていけるのです。
「頼ることは迷惑ではない」
「お互いに助け合うのは自然なこと」
「自分も相手の役に立てることがある」
このように考えるようにしてみましょう。
いつも「自分軸」で考えよう
HSPの代表的な特徴として、相手の気持ちを優先するあまり、自分の気持ちを押し殺してしまうという傾向があります。
でも、頼み事というのは自分の気持ちを伝えるためのチャンスでもあります。
「私はどうしたい?」「私はどう思う?」
まずは、自分自身の気持ちを確認するために、自分に聞く習慣をつけてみましょう。
I(アイ)メッセージで具体的に伝えよう
I(アイ)メッセージとは、「私」を主語にして、自分の気持ちや要望を伝える方法です。
例えば・・
①大幅な遅刻をしてきた相手に
YOUメッセージ
「なんで連絡してくれないの?」
I(アイ)メッセージ
(私は)「何かあったのか心配しちゃった。今度からは連絡してもらえると嬉しいな。」
②同僚に提出物を促す場合
YOUメッセージ
「出勤簿まだかな?早く提出してね。」
I(アイ)メッセージ
(私は)「出勤簿が未提出だから困ってるんだ。次のステップに進めないので、午前中に出してもらえると助かります!」
(※②は、私が人事だった頃に実際にしていた会話です。I(アイ)メッセージで伝えるようになってからは、同僚たちがさらに協力的になってくれたのを覚えています。)
YOUメッセージは相手を責める言葉になり、相手に反発心を与えやすくなります。
Iメッセージは自分の気持ちを伝えているので相手に受け入れてもらいやすくなるのです。

受けとるかどうかは相手の自由だと知っておこう
I(アイ)メッセージだとしても、もちろん断られることはあります。でも、それはあなたに対する人格否定などではありません。
相手にも都合や事情があることを理解しておくことで、心理的ストレスからあなたの繊細な心を守ることができるでしょう。
まとめ
以上の4つことを意識していくことで、自分も相手のことも大切にしながら、頼み事ができるように少しずつ変わっていきます。
そして、Iメッセージで頼み事ができた時は、ご自身をたくさん褒めてあげましょうね。
「人に頼ってはいけない」という思いがとても強い方は、他の心の問題が隠れているかもしれませんので、私と一緒にカウンセリングで解決していきましょう。
よろしければ、一度お試しカウンセリングへお越しくださいね。
